平成二十九年度 前期七段考査会

平成二十九年度 前期七段考査会

日時 平成29年4月8日(土) 10時~14時
場所 せつなん会館

待ち遠しかった桜も一気に開花し、陽光に包まれた中、12人の受験者を迎えて
前期の吟道摂楠流七段考査会が開催されました。

2017/ 4/ 8 10:04

2017/ 4/ 8 11:33

今回の課題詩歌は、八行詩に比較的詩文が難しいものが多いためか、大半の受験者が六行詩を選択されていました。
しかし、今回の八行詩は良く味わい慣れれば非常に内容も深く、格調高く謳いあげた詩なので、講評では
その辺も踏まえて、詩の内容を説明する役割を担いましたが、十分に果たせませんでした。

しかし、詩歌の内容などを問う筆記試験の解答を拝見すれば、良く詩歌の内容を押さえ
的を得た記述に大変感心させられ、こちらが良い勉強させてもらったようなことでもありました。

結果は全員合格で、七段に昇格、同時に皆伝も認許となったこの機会を捉えて一層のご精進をお願いし、
閉会いたしました。

桜も丁度、西日本は五分咲きから満開を迎え、試験翌日には、合格の余勢もかって、花見を満喫された
方もおられたのでは。

                                     記 藤原摂鵬