10月7日（水）後期八段考査会が午前中に、次いで午後二時から同九段考査会が

とりおこなわれ、今回は常任理事会から池内摂勝先生に審査に加わって頂き、

宗家以下審査員４人、応援の親師範も５，６人、受験者もそれぞれ１６人、１２人と

大勢がせつなん会館に集い、熱のこもった考査吟が披露されました。

今回は受験者が多い中にしては、暗記されている方の比率がいつもより高く、

その分、間違える方も少なかったし、声はどなたも流石に長い吟歴をお持ちなので、

大変鍛えられており、八段では長詩でもスタミナ切れすることなく、力強い吟詠で

一貫される方がほとんどでした。

九段では、新体詩を詩吟調にならず、渋い味わいで吟じる方が次々に続き、一日通して

ハイレベルの考査会となりました。結果は全員出席全員合格と最高の形で終了しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　記　藤原摂鵬　）